校長挨拶

秋田県立羽後高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は昭和23年9月に開校し、昭和33年の統合を経て、秋田県立羽後高校となりました。昭和61年には新校舎が完成し、現在の大戸の地に移転しております。卒業生は一万名を超え、社会で活躍する幾多の人材を輩出し、今年で74年目を迎える学校です。地域とのつながりを大切にし、温かいご支援に支えられながら発展してまいりました。

「精進努力」の校訓のもと、「21世紀をより善く生きる、心豊かで有為な人材の育成に努める」ことを教育目標に掲げております。「精進」とは、すなわち自分を高めるために物事に一心に打ち込むこと。「努力」とは、すなわち自分の目標を達成させるために力を尽くすこと。生徒一人一人が高校生活において地道な努力を積み重ね、周囲の人との出会いや支え合いを通して自己実現を果たすことができるよう励んでおります。

本校では昨年度新たに、「デジタルビジネス探究コース」を設置しました。情報処理や簿記の資格取得に加えて、これからのデジタル社会で活躍する人材の育成に取り組んでおります。これにより、従来からある「生活文化コース」との選択により、興味・関心に応じたより多くの進路選択が可能になりました。また、羽後町のご支援による「給食の提供」も生徒・保護者の皆様に好評であり、今年で2年目を迎えました。ふるさと教育「羽後学」では、町や地域の方々、慶應義塾大学SFCの学生との交流を深めながら探究活動を進めております。

 今後も、地域に開かれ地域に信頼される学校、小さくてもぬくもりのある学校として、教育活動が充実したものになるよう、学校が一丸となって努めてまいります。保護者の皆様、同窓会の皆様、後援会の皆様、そして地元羽後町の皆様のお声に耳を傾けながら取り組んでまいりますので、変わらぬご理解とご支援を賜りますことをお願い申し上げます。

 

令和5年4月

秋田県立羽後高等学校

校長 平 川  研

羽高活性化ビジョン2020-2022